センター事業活用事例

株式会社織工房風美舎

北陸産地繊維産業力集結事業

短繊維(天然繊維)を用いた高付加価値織物の開発とストール等の最終製品化及び販路開拓

代表者名 澤田 真介
所在地 福井市
業種 繊維製造業
事業内容 法衣織物製造販売
PDF http://www.fisc.jp/example/wp-content/uploads/sites/20/2019/10/2019_jirei_11.pdf

事業活用までの経緯

 近年インバウンド需要などで百貨店では高級素材、国産品のニーズが大きくなりつつある。そこで本県が得意とする合成繊維に加えて、天然繊維の商品開発が必要となってきた。中でもストールは近年ファッションアイテムとして年間を通して売れるアイテムとして定着化しており、高級素材、国産品を用いても服やドレスと比較して低価格での購入が可能であるため市場のニーズが大きい。このような中、当事業を紹介され、異なる織布技術を有する石川・福井の共に賃織り生産から自販化に取り組んでいる4社が技術、知識を出し合い、絹、カシミア糸などの高級糸を活用した織物を開発しストールやスカーフ等の最終製品を企画・開発することとなった。

活用内容

 当社をはじめとする4社は連携して新素材開発を行い、共同での最終製品企画開発、ブランドを構築し、各社の特色を生かすことで、清涼感や通気性と質感を両立したストール用生地を開発した。これまで当社には無かった、短繊維であるカシミア糸の織布技術や、シルク糸の織布技術のノウハウを連携企業から受け、当社の最大の特徴であるからみ織技術を用いてストール生地の開発を行った。また百貨店からニーズのある通年使える高級素材ストール市場の開拓を行うとともに、連携する企業の持つ市場情報を共有しながら販路拡大に取り組んだ。

利用された 企業様の声

代表取締役 澤田 真介 氏 
 今回、国内トップクラスの織技術を有する企業と連携することで「いまだ世にない」という製品の開発を目指しました。本来は企業秘密である独自の織技術を共有したことは画期的なことです。今回の成果により、連携企業の中の織布企業3社が独自の技術を生かした高級ストールを開発し統一ブランド「BATTAN BATTAN」を立ち上げ、首都圏や海外の富裕層向けに販売を始めることが出来るようになりました。