センター事業活用事例

WA babywrap

よろず支援拠点

プチ起業後の販路開拓やメディア活用で業績150%アップ

代表者名 須佐瞳
所在地 福井市(相談時)
業種 乳児用品企画製造
事業内容 乳児用抱っこ紐の開発、製造、販売
PDF http://www.fisc.jp/example/wp-content/uploads/sites/20/2019/11/0004-1.pdf

現状

看護師として働きながら子育てをしている主婦。自身が考案した新しい形状の抱っこ紐を、知人を中心に販売してきた。インスタグラムなどへの投稿によって全国から少しずつ注文が入るようになったが、ダブルワークで事業にあたってきた。考案した抱っこ紐に関して特許を出願したいということで発明協会を訪ねた際に、事業化の進め方などについてはよろず支援拠点に相談することを提案された。

分析提案

当初はすべて自分で製品を作っており、注文増に合わせて外注製造と発送を依頼していた。注文が増えると資材の仕入量も増え、仕入先の見直しや仕入資金の調達なども必要となった。事業としてどこまで伸ばすのかを具体的に検討して事業計画に落とし込むことが必要であった。また、個人のSNSでの発信に頼ったPRや販路開拓では受注力に限界があるので、製造能力の増強に合わせて新たな発信策の検討と販路拡大も必要となった。抱っこ紐は近年見直されており、輸入品も含めて様々な商品が市場に出てきていることが分かってきた。この製品は、おしゃれ感がなく、使い勝手も良くないという問題を解決しており、特許の可能性があるくらいに明確な差別化ポイントがあることも明らかになった。①事業計画の策定②製造委託先の開拓③プレスリリースの作成と活用④子育てワークショップへの参画や開催⑤全国向けの販路の紹介 の5点に注力することを提案した。

成果

販売数量が月間100枚をコンスタントに超えるようになり、150枚を超える月も増えてきたので、この事業に専念することになった。福井新聞に大きく取り上げられた記事をSNSなどで拡散し、県外からの発注が伸びた。また、東京の子育て支援NPOなどとの繋がりができ、東京市場への進出の足がかりになった。策定した事業計画に基づいて、生産能力の増強と仕入先と仕入量の見直しを行い、受注増に対しても迅速に対応できた。