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vol.013/2015.6.25 士業と仕事をする ~経営にプロのアドバイスを~
       株式会社ミヤゲン

"弁理士"と仕事をする
株式会社ミヤゲン

ひらめきを共にカタチにする
プロの知識で価値を生む助言を


ポリエチレン袋を中心に、産業資材、台所用品等と幅広い展開をする㈱ミヤゲン。代表取締役の宮元武壽氏は、72歳の今でも泉のごとく湧いてくるアイデアを武器に新商品開発に当たっています。弁理士のアドバイスで特許取得に成功した、コンビニコーヒーの持ち帰り用レジ袋の開発秘話を、宮元社長と弁理士の中出朝夫氏それぞれに伺いました。

cup-bag.jpg

特許を取得したカップバッグ。コンビニのコーヒーへの利用が期待されます。


アイデアをブラッシュアップ
最上を目指す課題

 大手スーパーに採用された台所用水切りネットの製造技術をはじめ、これまでにも数々の特許を取得している同社。
「特許取得が目的でなく、商品化をゴールに考えていますが、今回のものは特に手ごたえがあります」と、宮元社長が目を輝かせるのが、このたび特許を得た、カップ持ち帰り用のレジ袋です。

コンビニ各社でテイクアウトのコーヒーが売り上げを伸ばしていることに注目した同氏。早速試作品を手に、1年ほどのつき合いになるという中出弁理士へ相談を持ちかけました。

「初めは普通のレジ袋に、カップの保持部として穴のあいた別シートを貼り付けたものでした。中出先生には『これでは特許は取れない、1枚のビニールでできないものか』と難しい課題をもらいました。そのヒントをもとに考えに考え、今の製品が完成したと思っています」

完成品をもとに、大手コンビニとの商談も順調だと話す宮元氏。「完成したものを見ればコロンブスの卵、とても単純な構造なのですが、先生のひとことがなければ思い浮かばないアイデアでした」


また、若く気さくな中出氏には、腹を割った話し合いができたことも成功の要因と話します。"そもそもこの特許がお金を生む価値あるものか"、"ここの部分をクリアすれば取得できる"...など、専門家としてたくさんの情報を持つ中での的確なアドバイスやアイデア、課題をもらえると言います。

「もちろん実際にカタチにするのはこちらですが、一緒に考えてくれるパートナーのように感じています。中出先生との二人三脚はこれからもドンドンいけそうです」


特許出願を身近に
新しい士業のかたち

 平成24年に独立開業した弁理士の中出氏。自らを専門家であると同時にサービス業であると話します。
「昔は弁理士といえばいわゆる"代書屋"のイメージがあったと思いますが、今は言われたとおりに申請するだけの時代ではないと感じています。クライアントである発明者と同じ目線で、コミュニケーションを密にとることを大事にしています」


また、ファーストコンタクトの際、中出氏から企業に出向くこともあるように、独立以前よりもフットワークの軽い対応を心掛けているという中出氏。

「特許というと敷居が高いように思われますが、ミヤゲンさんのレジ袋の案件を見てのとおり、申請内容は決してハイテクである必要はありません。特許取得には、新規性がないとか進歩性がない、のような"拒絶理由"がないことが大事なんです。いろんなものに挑戦してもらいたいですね」と中出氏は話します。

発明者自身が特許出願することもできますが、多くの場合初めから弁理士に相談した方がスムースとのこと。無料相談など、上手に利用してほしいとお話くださいました。

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 宮元 武壽 氏(左)、中出 朝夫 氏(右)



株式会社ミヤゲン
所在地:敦賀市山泉7-15-3
電 話:0770-21-0038
代表者:宮元 武壽 氏
事業内容:包装資材、観光物産、水産資材の製造販売
資本金:3,000万円
従業員数:34名

フェニックス特許事務所
所在地:福井市日之出5丁目3-16
電 話:0776-63-5594



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