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2012.10 KUMANDOヒルズ通信
<第6回>MK賃金・人事研究所 代表 古道 實氏

メンタル不全を予防するために。
メーカーとの共同研究でシステム開発に挑む

 このコーナーでは、毎月、福井県産業情報センタービルに入居して成功を目指している創業者を取り上げています。
  最近、職場でのメンタルヘルスの維持について注目が集まっています。今回は、ストレス測定器の製造メーカーと共同でシステム開発に取り組む、MK賃金・人事研究所 代表 古道 實さんにお話をお伺いしました。

メンタルヘルス維持に企業の関心高まる

 最近、職場でのメンタルヘルスの維持について関心が高まっています。
  メンタルヘルスの障害によって引き起こされるメンタル不全は、初期段階であれば適切な休養とカウンセリングを行うことにより元の状態に戻ります。しかし、一旦こじらせてしまうと完治が難しくなったり、治療に長い時間が必要になります。
 私は社会保険労務士としてこういった事案に関わるなかで、メンタル状態を手軽に把握でき、費用的にも企業の負担にならないようなシステム構築の必要性を感じていました

測定器との出会い

  そんな時に出会ったのが、今回共同研究の相手方となっている企業が販売しているストレス状態測定器でした。この測定器では簡単な操作でストレス状態を計測できます。この情報をサーバーに集めて個人別に解析するシステムを構築して企業の人事担当者が常時従業員個人ごとのメンタル状態を把握できれば、万が一、従業員がメンタル不全に陥りかけたときでも、早期に対処することでメンタル不全を予防または大きく軽減することができます。

3月からシステム開発に着手

 当社では、この3月にシステム開発に着手。来年4月の完成を目指してシステム開発に取り組んでいます。
  現在の測定器ではストレス状態の測定はできますが、その数値から「ストレス不全」を判定するロジックの部分の精度をまだまだ上げる必要があると感じています。この精度が悪いと、実用としては使い物になりません。地道な作業ではありますが、これまでの現場経験を踏まえて慎重に行っています。ここで満足する精度が出せれば、あとはその情報を利用した管理システム開発に取り組む予定ですこのシステムでは、例えば、人事担当者に対してある社員にメンタル不全の疑いがあるという情報をメールで知らせたり、対処法のアドバイスを提示するなど、メンタル不全を予防するための機能を実装していきます。

メンタル不全を未然に防止するために

 ただし、いくら良いものでも導入費用が高くては中小企業では導入することはできません。
  そのため、当社ではこれらのシステムを測定器の導入費用も含めて、月額1万円以内で提供したいと考えており、システム開発とあわせて、メーカーに対して測定器自身のコストダウンも提案しています。
 完成にはいまだ道半ばではありますが、メンタル不全に苦しむ人や会社を減らすためにも、私はこの仕事をやり遂げたいと思っています

●事業者情報●
201210_MK.pngMK賃金・人事研究所
代表者 :代表 古道實
創業年 :平成24年
従業員 :3名
事業内容:ストレス状態のデータを解析・管理し、メンタル不全を未然に防止するためのソフトウェアの共同開発
所在地 :福井県坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16 福井県産業情報センター 共同研究室
連絡先 :0776-66-7830

本記事掲載の企業とのビジネス連携をお考えの方は、同社に直接ご連絡いただくか、(公財)ふくい産業支援センター 地域産業支援部 情報化支援グループ(担当:大木、TEL:0776-67-7411)までご相談ください。

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