センター活用事例
ふくいの逸品創造ファンド事業
マルイチセーリング株式会社
越前和紙・漆器を活用した家具の新商品開発と販路開拓
＜活用事業＞
- ふくいの逸品創造ファンド事業
- 代表者名
- 小林 幸一
- 所在地
- 越前市
- 業種
- 家具製造・販売業
- 事業内容
- リビング用ソファーの製造販売
- 掲載パンプレット
- 平成20年度 活用事例集
事業活用までの経緯
当社では、主にソファーを製造しているが、近年グローバル競争が激しくなり、特に中国製品の台頭による単価の低下、出荷量の減少が著しくなってきている。
そこで、このような状況を打開するため、付加価値の高い独自商品が必要であることから、家具と越前和紙や漆器などの越前地域の資源をコーディネートした付加価値の高い商品群を開発し、販路開拓に取り組むことにした。
活用内容
「ふくい逸品創造ファンド事業」により、試作品の開発と展示会出展など販路開拓を支援した。申請時に事業計画の作成に助言を行ったほか、事業実施途中でも計画見直しの相談に対応するなど、企業にとって最良の成果が得られるよう支援した。
本事業を実施した結果、越前和紙を張り地に使用したソファーや、漆器の技術を活用した家具などの商品化ができた。
開発した商品を世界で最も注目されるイタリアの展示会「ミラノ・サローネ」に出品したところ、建築家や販売店のバイヤーなど約140 名もの来場者が当社のブースを訪れるなど好評を得ることができ、商品開発の方向性に自信が持てたほか、ターゲットにすべき市場の絞り込みにも確信を持つことができた。
今後は、展示会等で引き合いのあった相手方との商談を進めるほか、新たな商品開発にも取り組む予定にしている。
利用された企業様の声
新しいモノの開発をするにあたり支援頂けまし たことに感謝いたします。その支援のお陰で今ま ででは考えられない世界市場へ向けての情報の発 信および市場開拓の一歩を歩むことができました。 これからももっと継続して支援いただける内容 のご検討の方もよろしくお願いします。
