令和2年11月1日(日)から全データの消失により使用できなくなっております福井県産業情報ネットワーク「ふくいナビ」の令和2年10月5日時点での利用者データのバックアップが確認され、メールマガジン、メーリングリストの配信先メールアドレス等の情報を抽出できることになりましたのでご報告します。
また、「ふくいナビ」のクラウドサーバーに移行する前の旧システムプログラムも確認され、システムの復旧時期(予定)が決まりましたので併せてご報告します。
障害発表以降の経緯について
サーバー管理会社であるNECキャピタルソリューション(株)福井営業所(以下、「NECキャピタルソリューション」という)と「ふくいナビ」システムの運用保守会社(以下、「保守業者」という)に調査をさせたところ、システムプログラムと登録されていたデータが完全消失し、復旧できない旨の報告を受け、11月5日(木)に「ふくいナビ」の障害について発表しました。
その後、保守業者に対して、復旧の可能性について広範な調査を行うよう指示したところ、ふくい産業支援センターに保管されていた、旧ふくいナビサーバー(以下、「旧サーバー」という)上に、令和2年10月5日時点の利用者データとクラウドサーバーに移行する前の旧システムプログラムのバックアップが保存されていることが判明しました。
利用者データ(10月5日時点)の復元について
保守業者に対して、旧サーバーに保存されていた10月5日時点の利用者データのバックアップから、各メールマガジンおよびメーリングリストに登録されていた配信先メールアドレスの抽出作業を指示しました。
これにより、メールマガジンおよびメーリングリストを開設・運用していた皆様(以下、「MM・ML管理者の皆様」という)に、10月5日時点のデータを提供できることとなります。
MM・ML管理者の皆様には、配信先メールアドレス等を、抽出作業が完了した11月18日から、順次提供します。
復旧時期(予定)について
現在、NECキャピタルソリューションと保守業者が連携し、旧サーバーに保存されていた「ふくいナビ」のシステムプログラムを元に、12月いっぱいまでに復旧することを目標にして作業に全力を挙げています。
このたびの障害では、「ふくいナビ」の利用者および関係者の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫びいたします。