産地新ブランド・流通サポート事業
輸出向け若狭塗箸「 Balance(バランス)」によるブランディング
代表者名 | 大森 一生 |
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所在地 | 小浜市 |
業種 | 伝統工芸 |
事業内容 | 若狭塗箸の製造・販売 |
https://www.fisc.jp/example/wp-content/uploads/sites/20/2019/10/2019_jirei_13.pdf |
事業活用までの経緯
若狭塗箸の企画製造販売事業者として、本事業で講師を務めた中川政七商店が標榜する「日本を元気にする工芸」を目指しており、事業成功のために「個人が学び成長すること」「経営を進化させること」「ブランドを創造すること」の3つの目標を掲げている。本事業で開催されたセミナー「経営とブランディング講座」が、まさに同社の指針を示すものであったため、利用に至った。

活用内容
同社は、塗箸を「和食文化の一端であると同時に、日本文化の象徴であり、西洋の食文化やライフスタイルとの融合を果たすことで、更なるプレゼンスを獲得できる商材」と捉え、これまで商品開発を行ってきた。
産地新ブランド・流通サポート事業の「経営とブランディング講座」では、ブランディングのノウハウを学習するとともに、最終プレゼンで「洋の東西を超え、新しい価値を提供することをブランドの出発点」とする提案を行い、講評を基に商品づくりのブラッシュアップを進めた。
事業活用後に出展したドイツの展示会「アンビエンテ」では、テーブルウェア用品部門で、審査員投票の一位を獲得するなど、ブランドの方向性にも自信がついた。
今後、このブランドを充実させ、若狭塗箸の新たな展開を進めていくこととしている。

利用された 企業様の声
代表取締役 大森 一生 氏
中川政七氏の主張するブランディングの必要性やその効果に共感し、その確立や運用のノウハウを習得したいという思いから、事業を利用しました。経営戦略の立て方からブランドの建付け・組み立てや商品への落とし込みまで具体例を交え、指導いただき、大変参考になりました。自社に当てはめて、活用していきたいと思います。