センター事業活用事例

北鋼シャーリング株式会社

よろず支援拠点

大型鋼板の所在管理システム構築で10%超の生産性向上を実現

代表者名 増田 敏二
所在地 福井市
業種 製造業
事業内容 大型鋼板の切断・加工
PDF https://www.fisc.jp/example/wp-content/uploads/sites/20/2019/09/2019_jirei_2.pdf

事業活用までの経緯

 鋼板に様々な加工を行っている同社。倉庫内を占める大量の鋼板の在庫は、大型で重量もあるため棚卸は容易ではなく、その在庫管理は煩雑を極めていた。入荷記録がある鋼板を探すにも、担当者の記憶をたどり、目当ての鋼板を探し出すのに2日以上かかることもあった。そこで、業務効率を向上するため、ICタグを利用したいとよろず支援拠点へ相談に訪れた。

活用内容

 通常のICタグでは性能面で鉄との相性が良くないことから、複数のコーディネーターで対応策を検討。代わりにバーコード方式による在庫管理システムと、貼り付けたバーコードを検索して画面に表示させるシステムの構築を提案。具体化に当たっては自動倉庫システムの開発経験のある業者探しや、予算面も含めた導入計画の立案もサポートした。
 相談から2年を経た現在、新システムが稼働し、バーコードを貼付して在庫しているすべての鋼板がシステム上で管理できるようになり、必要な情報を入力すれば、画面上で所在している場所が点滅してどの山の上から何番目にあるかが分かるようになった。生産性は10%以上向上したほか、さらに大きな成果として、誰でも在庫を確認して作業を進められるようになったことで、専任の社員が不要となり、人手不足の改善につながった。

利用された 企業様の声

代表取締役 増田 敏二 氏 
 初めて相談に行った頃は、とにかくICタグを使うことを考えていたので
すが、コーディネーターの方から、「結局どんなことを実現したいのですか?」
と訊ねられたことで、「鋼材の在庫管理をしっかりと行って、そこにかかっ
ている人員と時間を削減し、無駄を排除する」という本来の目的に思い至り
ました。手段が目的化していることに気づき、本来の目的を実現する手段を
構築することができました。