センター事業活用事例

林石油店

よろず支援拠点

越前和紙きせかえタンブラーの開発による店舗の活性化

代表者名 林直樹
所在地 越前市
業種 燃料販売
事業内容 ガソリンスタンド、LPG販売
PDF https://www.fisc.jp/example/wp-content/uploads/sites/20/2019/11/0001-1.pdf

現状

林石油店は越前市の旧今立地域にある燃料小売業で、燃料以外にも様々な商品の販売を行っている。日頃、地域貢献を念頭に置き、地域活性化につながるような催しなどを企画、運営している。今回、地元特産である越前和紙を使った商品開発でガソリンスタンドや今立地区全体への集客力アップへ繋がらないかということでよろず支援拠点へ相談に来られた。

分析提案

店内では、自動車関連商品以外にも様々な商品を販売するなど、通常のガソリンスタンドでは行っていないことに取り組んでいる。「和紙の里SS]という越前和紙のPRができる要素をもった店名であるが、これまでは和紙を活用した商品は置いていなかった。そこで、和紙を使った車関連商品として「越前和紙きせかえタンブラー」を開発・販売してはどうかという提案を行った。仕組みとして、透明のカップと内カップが二重層にになったタンブラーの間に和紙を入れて使用すること、越前和紙にこだわった商品開発になるよう、今立地区の和紙事業者の社長夫人で構成されている「女紙倶楽部」との連携を視野に入れて活動すること、を助言したところ、中に入れるオリジナルデザインの紙をし制作して提供してもらった。

成果

和紙デザインの多彩なバリエーションづくりが実現し、商品力向上に繋がった。タンブラーも安定的に販売できている。