【ねらい・特徴】 |
新型コロナ後の「急速な設備投資意欲拡大」や「物流の世界的な停滞」による材料不足に原油の高騰が加わり、我が国の製造業は未曾有の危機に直面しています。特に中小企業は度重なる原材料の値上げと、価格転嫁への難しさとの板ばさみにより、更なる原価管理が喫緊の課題となっています。 この研修は原価の仕組みを理解し、自社で実践できる「削減スキル」を高めることを目的としています。3日間の計9時間でコストダウンの基本と改善方法を学んでいただきます。 【希望者はオンライン研修(Zoomを使用)に参加できます】 本研修は集合研修とオンライン研修を同時に開催します。オンライン研修においても、集合研修と同様に、個人ワークを行います。ただし、受講料は同額とします。 ※集合研修ではなくオンライン研修に参加される場合は、申込フォーム(右の「お申し込み」)の「連絡事項」欄に、オンライン研修の参加者氏名を記入ください。 【オンライン研修で必要な機材等】 ・端末(パソコンまたはタブレット) ・マイクおよびスピーカー (端末に機能が備わっていない場合に外付けの機材が必要) ・インターネット環境 |
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【研修日】 | 6/9(木)、6/10(金)、6/17(金) (3日間/9時間) |
【対象者】 | 製造現場の管理責任者、生産管理担当者、資材購入担当者、外注管理担当者 |
【受講料】 | 30,000円(消費税込) |
【講 師】 |
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【定 員】 | 20名 |
【詳 細】 | 案内チラシ(PDFファイル)[432.4KB] |
【会 場】 |
福井県中小企業産業大学校 ( 福井市下六条町16-15 TEL: 0776-41-3775 ) |
カリキュラム
プログラム(各日 13:30~16:30) | |
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■原価の仕組みと製造原価の削減方法 ○原価の仕組み ①なぜ原価を知ることが必要なのか ②販売価格(受注額)の中身はどのように なっているのか ③製造原価(売上原価)はどのようにして 計算されているのか ○製造原価に関する分析 ○「製造原価の三要素」の中身、求め方、削減方法 ①5つの種類からなる「材料費」 ②6つの種類からなる「労務費」 ③「経費」は材料費と労務費以外の製造原価 |
■損益分岐点の考え方とコストダウン方法 ○損益分岐点の考え方 ①損益分岐点とは何か、 損益分岐点売上高とは何か ②固定費・変動費とは何か、2つの求め方 ③損益分岐点売上高図の構造と作図方法 <演習>:損益分岐点売上高図の作成 ○固定費と変動費の削減方法 ■収益管理によるコストダウン ○収益管理と原価管理の違い ○限界利益とチャージ(時間当たり固定費))の求め方 ○収益管理の事例と演習 ○コストダウンに対する心得と工程リーダーの役割 |