【ねらい・特徴】 |
糸からアパレル商品までの、設計・製造・販売に至る一連の基礎について理解を深めます。 織布、撚糸、製織準備、染色企業等の技術者は、関連工程の技術の把握と技術力の向上を、また、繊維商社、関連業種の技術者や商品企画・営業担当者は、商品企画力の向上につながるよう学びます。 |
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【研修日】 | 5/19(木)、5/24(火)、5/27(金)、5/31(火) 6/2(木)、6/7(火) (6日間/36時間) |
【対象者】 |
繊維商社や繊維関連業種の初級~中級技術者、商品企画・営業担当者 (担当業務については一通りの経験がある方) |
【受講料】 | 38,000円(消費税込) |
【講 師】 |
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【定 員】 | 25名 |
【詳 細】 | 案内チラシ(PDFファイル)[485.5KB] |
【会 場】 |
初日~5日目:福井県中小企業産業大学校 (福井市下六条町16-15 TEL: 0776-41-3775) 6日目:福井県工業技術センター (福井市川合鷲塚町61字北稲田10 TEL:0776-55-0664) |
カリキュラム
プログラム(各日9:30~16:30) | |
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初日:5月19日(木) 会場:福井県中小企業産業大学校 ■総合ガイダンス 各科目のポイントと繊維基本用語の解説 ■繊維材料 化合繊を中心にした衣料・非衣料分野の 素材開発動向 講師:J-Nam技術研究所 技術士 中川 潤洋 氏 ――――――――――――――――― 2日目:5月24日(火) 会場:福井県中小企業産業大学校 ■糸加工技術 織物の高付加価値化を図るための 撚糸、糸加工技術 講師:安部技術士事務所 技術士 安部 正毅 氏 ■製織準備・製織技術 サイジングマシン、織機の 機構的特長と調整管理技術 講師:津田駒工業(株)製織機械担当者 準備機械担当者 ――――――――――――――――― 3日目:5月27日(金) 会場:福井県中小企業産業大学校 ■縫製技術 アパレルの製造プロセスと品質 講師:田中技術士事務所 代表 田中 厚三 氏 ■染色加工技術 化合繊織物を中心とした染色加工 講師:ウラセ(株) 常務取締役 米澤 弘修 氏 |
4日目:5月31日(火) 会場:福井県中小企業産業大学校 ■産業資材技術 合繊繊維を中心にした 繊維産業資材の実態と動向 講師:(一社)日本繊維技術士センター 理事 西中 久雄 氏 ■繊維のシミュレーション技術 コンピュータを使用した アパレル製品(織柄・編柄)の 着用シミュレーション技術 講師:(株)トヨシマビジネスシステム 原 健太郎 氏 ――――――――――――――――― 5日目:6月2日(木) 会場:福井県中小企業産業大学校 ■ニット技術 ニットを中心とした テキスタイル製品の特長と用途 講師:(株)ヴィオレッタ 国際部 藤井 精司 氏 ■テキスタイル業界の新戦略 繊維業界のトレンド分析と 将来のマーケティング戦略 講師:Marks Plan 代表 齊藤 正弘 氏 ――――――――――――――――― 6日目:6月7日(火) 会場:福井県工業技術センター ■織物組織、織物規格 講師:福井県工業技術センター 繊維研究G職員 ■織物分解設計【講義・実習】 講師:福井県工業技術センター 繊維研究G職員 |
【受講者の声】
- 新素材については、直接触れる機会が少ないので、少し難しかったが、大変興味深い内容だった。
- フィラメント糸の品質管理に関する内容があり、業務に活かせる部分も多かった。
- 製織の流れ・織機の種類を知れて、今後の開発に役立つと感じた。
- 染色における染料の種類特徴や染色方法がわかりやすかった。染色加工での仕上げ検査とは、どのように、どのような規格で行われているのかが理解できた。
- 縫製技術は品質試験、品質保証に関する部分は自分の業務にも活かせる内容ばかりだった。
- 織物の企画・開発・販売だけでなく、ニットも手を広げていきたいので非常に参考になった。
- 今後の将来的なファッションの在り方について認識することができた。近未来的にSDGsを意識して取り組みたいと思っているので、今のビジネスの変革を視野に入れて取り組みたい。
- 実際に織物を分解し、糸質等もみることができたので勉強になった。