web販売を学ぶ「がやがやセミナー 基礎編」が、昨日無事に終了しました。毎回20名近くの参加者の方々にご参加いただき、ワイワイがやがやとweb販売の基礎知識について学びました。参加者さんの商品が、ワークショップ中に実際に売れるなど、大変な盛り上がりを見せる一幕もありました。講師の方々と参加者のみなさんのおかげで、大変満足度の高いワークショップになりました。ありがとうございました。
【がやがやセミナー2017】 基礎編 2017年7月8日〜2017年8月6日 http://www.kokuchpro.com/event/gayagaya2017_kiso/
写真:(左)コーディネーターの株式会社LinkMaker 代表取締役社長 大連達揮さん(右)メイン講師の株式会社ドラフト 代表取締役社長 伊藤佑樹さん
■大切なことは「考え方」と「実行力」
ワークショップを通して、講師の伊藤さんが、特に強調された点は以下の4点。
・市場ってどこだろう?ライバルって誰だろう?
・お客さんはどんな人だろう?
・(自分の商品が)買われる理由はなんだろう?
・(自分の商品の)売り文句は何だろう?
「自社(株式会社ドラフト)の社員は、全員がこの質問に答えることができます。それくらい、商売をする上で、この4つは大切なことだと考えています」と伊藤さん。webで販売するための様々なテクニックも、根本的な考えが固まっていなければ、絵に描いた餅です。
加えて、実際に行動しなければ、どれだけ良い商品があっても売れることはありません。「実行力が大切だということを、自分が行動することで示したかった」と話す大連さんは、ご自身が使っていないものをメルカリで販売。この2ヶ月で見事に数点を販売し、実行することの大切さを体現していただきました。
■売り手目線から脱却するためのワークショップという形式
がやがやセミナーという名前は「参加者同士が、お互いにワイワイがやがやと話し、ワークショップを楽しんでほしい」という想いから、コーディネーターの大連さんが命名。伊藤さんも「他人の話を聞くことが自分の勉強になる。参加者の皆さんには、そのことを今回のワークショップを通して気づいてほしい」と話します。
中には、一人一人の商品に対して「その商品を買うなら、自分ならどんなワードで検索しますか?」というワークショップも。それぞれの商品についての検索ワードを、参加者同士がフィードバックされていました。「自分では買う人側に立っていたつもりだったが、考えが甘かった」「他の参加者さんからヒントをもらえてよかった!」と参加者さん。フィードバックの大切さを体感していただきました。
売り手目線から買い手目線に変わることを促す伊藤さん。「僕(伊藤さん)ら売り手は、その商品のことを一番知っているように思うけど、大切なことは買う人の気持ち。それがわからないと商品は売れないし、それがわかることで、競合の争い(安売り)からも抜け出せるきっかけになります。」
■次は、いよいよ実践編。
最後のまとめでは、「答えはすぐに出ない。僕も一つの答えが出るのに3年かかった。皆さんにも毎日考えてほしい」と話す伊藤さん。ご自身にも、売上げが上がらず苦しい時期があったことを、包み隠さずお話いただきました。「売ることは楽しいですが、簡単ではありません。最初はなかなか結果が出ませんが、諦めずに行動してほしい」と、商品を売ることの厳しさを伝えながらも、だからこそ行動することの大切さを訴えていただました。
これからは実践編に入っていきます。実践編では、主にサイトを自作し、各々で実際に商品を販売するフェーズに入る予定です。基礎編で学んだことを生かし、実践編でぜひ実行していただければと思います。ひとまず、この2ヶ月間お疲れ様でした!!