3月8日に開催する「アップグレードふくい+ for the WEB」では、業界の最前線で活躍する6名の講師による6つのセッションを予定しています。ここでは、各セッションの内容をご紹介させていただきます。
クリエイターやデザイナーの力が福井の可能性を拡げる
当センターは、県内中小企業の販路拡大や経営革新を支援する機関ですので、今回のようなセミナーイベントを企画する場合、「ウェブ制作者のスキルをどう伸ばすか」とか「ネットでどう販路を開拓するか」とかという視点になります。
ただ、個人的にはそれだけでは味気ないというか、こういうイベントのなかではもっと違う視点からネットの可能性を示すセッションが必要じゃないかと思っておりまして、いろいろ考えた末、今回は「地方からの情報発信でクリエイターやデザイナーが貢献できること」というテーマを設けることにしました。
このテーマにすると決めた瞬間、講師は森内さんにお願いするしかないということから即座にfacebookメッセージでオファー、森内さんにも快諾をいただきました。森内さんは日頃から京都を拠点にクリエイティブコミュティ作りに挑戦しており、加えて各地を精力的に取材をされておられ、いろいろな事例をご存知です。
また、本県の福井市出身ということもあり、この場でこのテーマでお話しいただくのにこれ以上適任の方はいないと思っています。
ぜひこのセッションで、クリエイターやプランナーが自身のスキルを活かしながら、地元福井を活性化するためのヒントを掴んでいただき、これからの日々の活動に活かしていただけると嬉しいです。
というか、私も活かしたいと思います!
セッション3:クリエイター・デザイナーが、地元福井の未来のために活動していくヒント
「モバイル」「ソーシャル」「オープンデータ」など私たちが生業としているWeb(オンライン)の領域は、確実に身近な生活(オフライン)への影響力と可能性を広げ続けています。
このセッションでは私自身が東京でのキャリアアップに疑問を持つようになったことをきっかけに、滋賀・岐阜・奈良などの地元プロジェクトで活躍する方々を取材しながら学んだことを事例としながら、福井で生活するクリエイターやプランナーが自身のスキルを活かしながら地元福井の未来のために活動していくヒントをお話したいと思います。
講師
森内章(もりうち・あきら)
株式会社ロフトワーク
エバンジェリスト, ディレクター

プロフィール
Webディレクター10年選手。東京の会社で体験した震災を機にローカル志向のキャリアづくりに目覚め、2013年からロフトワークの京都支社で地方ならではのプロジェクトの開拓やクリエイティブコミュニティ作りに挑戦中。好きな言葉はOpen&Share、長いものに巻かれることが苦手。
株式会社ロフトワーク
http://www.loftwork.jp/
http://www.loftwork.jp/people/staff/akira_moriuchi.aspx
アップグレードふくい+ for the WEB 公式サイト