企業内システム管理者研修  ★★★☆☆(中級レベル) [実習中心]

情報セキュリティ担当者・管理者のための
基礎から学ぶセキュア環境構築・運用入門編

研修のねらい

情報セキュリティ上のリスクは、企業や組織、団体に大きな被害や影響をもたらすため、適切な予防と事後対応が事業活動の中で必要不可欠となっています。

本講座では、情報セキュリティ対策の基本となる、アクセス制御技術、暗号利用技術、ウイルス対策技術などの基礎知識を体系的に講義で学習します。

また、それらの対策技術を活用したセキュアな環境を構築・運用するための留意点をシミュレーター実習およびグループ演習を交えながら学習します。

ここがポイント

  • 企業や組織における情報セキュリティの必要性と、リスクに応じた対策の考え方が理解できます
  • 情報セキュリティを確保するための主な対策技術について特徴が理解できます
  • セキュア環境を構築・運用するための流れと留意点が理解できます

受講対象

  • 情報セキュリティ対策技術をはじめて学習される方
  • 対策技術を活用して、セキュアな事業や業務環境をこれから構築・運用される方

研修の一部を公開!本研修の感触をお確かめください

本研修で扱う問題集を公開しております。受講前、受講後のスキルチェックにお役立てください。

保存する場合は、PDFファイルを表示し、ファイルメニューから『名前を付けて保存』を選択してください。

提供元(株式会社富士通ラーニングメディア様)

内容

1日目

  • 講義
  •  第1章 情報セキュリティの考え方

      1.1情報セキュリティの現状と必要性

      1.2情報セキュリティの基本概念

     第2章 ICTシステムにおける情報セキュリティ対策技術について

      2.1ICTシステムにおける技術的対策

      2.2ネットワークにおけるセキュリティ対策

      2.3コンピュータウイルスへの対策

  • 演習
  •   ICTシステムにおける脅威の洗い出し(グループ討議)

      ファイアーウォールにおけるアクセスルールの作成(グループ討議とシミュレーター実習)

    2日目

  • 講義
  •  第2章 ICTシステムにおける情報セキュリティ対策技術について(1日目の続き)

      2.4暗号技術の利用

      2.5認証技術の適用

      2.6サーバにおける情報セキュリティ対策

      2.7エンドポイントにおける情報セキュリティ対策

      2.8運用を支える要素技術

      2.9情報セキュリティの有効性を確保する要素技術の全体像

     第3章 セキュア環境の構築・運用方法について

      3.1セキュア環境の構築と運用における取り組み

      3.2リスク対応方針の検討と対策の決定

      3.3情報セキュリティ環境における運用作業

      3.4情報セキュリティの実現に向けた取り組み

  • 演習
  •   デジタル封書とデジタル署名の確認(シミュレーター実習)

      暗号利用技術の仕組みの確認(ペアワーク)

      自社の危険性や有害性の特定(リスクアセスメント)と対策の検討(グループ討議)

    講師

    河田 淳也 氏
    株式会社富士通ラーニングメディア

    eラーニング・リモート研修などの制作・運営を経て、研修講師として人材育成に従事。企業・組織、団体におけるISMS推進者や情報セキュリティ管理者、内部監査人、ICT技術者のスキル向上などを支援。一人ひとりの成長と組織全体の情報セキュリティレベル向上に貢献している。

    申し込み

    令和5年11月27日(月)~28日(火) 9:00~17:00  中止
    定員 : 12人
    受講料: 28,600円(税込・テキスト料込)
    会場 : 福井県産業情報センター

    基礎から学ぶセキュア環境構築・運用入門編 を受講している方はこんな研修を受講しています