12月2日(日)、県内会場にて「現役エンジニアによるレクチャー会・座談会」を開催しました。

ふくいITエンジニア養成スクールは、県内での就職を目指す学生・第二新卒の方を対象とした講座です。本イベントは受講生の皆さんに近い20代の現役エンジニア2名をゲストに迎え、エンジニアの仕事についてお話をいただきました。

まずはアイスブレイクからスタートです。
年末ということで、今年を漢字一字で表してもらいました。
参加者同士で漢字を紹介し合う中で、少しずつ緊張がほぐれていきましたね。

本題に入り、レクチャー会では開発会社の形態や実際にエンジニアのお二人が関わってきた開発事例の紹介をしていただきました。
開発会社は主に「自社開発」「受託開発」「SES」の3つの形態に分類されます。「エンジニアには自社開発企業が良い」と言われがちですが、「それって本当？」という切り口から話が展開していきました。各形態のメリット・デメリットを踏まえたうえで、どんな会社が自分のキャリアにとって最適なのか考えるきっかけになるお話でした。

その後は「ITエンジニアってどんなイメージ？」というテーマのディスカッションを経て、よくあるエンジニアの過ごし方を紹介いただきました。
会の中では「リモートワーク編」と「出社＆納期間近編」の二つのパターンが提示されました。
「リモートワーク編」は就業時間前後で自由な時間が確保でき、まさに皆が憧れるエンジニアの働き方です。
一方、「出社＆納期間近編」は超ハードスケジュールです。繁忙期のエンジニアはこんなにも忙しいのかと現実を突きつけられた気分になりました。
エンジニアに対して描いていたイメージとギャップを感じる方もいたかと思いますが、仕事である以上当然責任も発生します。改めて、エンジニアを目指す上で気が引き締まるお話でしたね。

最後に、開発手法である「ウォーターフォール」と「アジャイル」の説明を受けました。初めてこの用語を耳にするという参加者もいましたが、「エンジニアは一人で働くのではなく、チームで働く」ということも新しい発見だったかもしれません。会の進行とともに、少しずつエンジニアとしての働き方が見えてきたのではないでしょうか。

レクチャー会を終えたあとは、小グループに分かれての座談会です。

レクチャー会での話を踏まえ、現役エンジニアに質問する貴重な機会です。みんなでピザを食べながら、ざっくばらんに話をする時間となりました。

「自分はエンジニアに向いているのか」、「未経験からエンジニアに転職できるのか」など、リアルな悩みが聞かれました。エンジニアのお二人からは、ご自身の経験を踏まえ、参加者の皆さんに寄り添った回答、適切なアドバイスをいただくことができました。
約1時間30分、最後まで話題が尽きることがありませんでしたね。レクチャー会・座談会を通して、徐々にやる気に満ち溢れた表情に変わっていく参加者の皆さんの様子が見れて非常に嬉しかったです。

以上で、今回のイベントは終了です。
次回のイベントは2週間後の基礎コース最終報告会ですね。

学習の追い込み、頑張りましょう！
皆さんの成長した姿が見れることを心から楽しみにしています！