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ふくいの逸品創造ファンド事業
株式会社織工房風美舎
最終商品の開発から販路開拓をめざして
<活用事業>
- 経営相談サポート事業(プロジェクトマネージャー)
- ふくいの逸品創造ファンド事業
- 代表者名
- 澤田 勝
- 所在地
- 福井市
- 業種
- 繊維製造業
- 事業内容
- 「紗、絽、羽二重」生地の販売から最終商品の開発
- 掲載パンプレット
- 平成21年度 活用事例集
事業活用までの経緯
現在、当社は法衣向けの織物の自社販売に取り組んでいる。当社では、生地売りのみならず付加価値の高い最終商品の販売を目指し、自社で製造したカラミ織物を使用して袋物をはじめとする和装小物類の開発から販売も行っている。
さらに、新たな商品群の開発と販路開拓を行い、財務体質の安定を図りたいと思っていた。
活用内容
しかし、販路開拓の面では、これまでの問屋などの取引先とは異なり、どこでどのように販売したらよいか手探りの状態で営業活動を行なっていた。
産業支援センターのプロジェクトマネージャーの紹介で中小企業基盤整備機構へ訪問し、各分野の専門家から和装小物類の商品に対する評価や開発のアドバイスを受けると同時に販路開拓の相談も行なった。
こうした、第3者の評価の中から新たな商品開発のヒントを見出すことができた。
プロジェクトマネージャーと福井県工業技術センターのアドバイスを受けながら、当社の「モアレマジック」の技法を生かしたインテリア照明の開発をふくいの逸品創造ファンド事業の採択を受け商品化を行った。
「モアレマジック」インテリア照明器具は、「インテリアライフスタイルショー」、「ふくい元気企業フェア」等の展示会で大きな注目を浴びた。
今後は、「2011 HOTERES JAPAN」に出展し、全国のホテル・旅館・レストラン等の購買担当者から商品に関する評価をいただくとともに、積極的に営業を行っていきたいと思っている。
利用された企業様の声
代表取締役 澤田 勝 氏
福井県、産業支援センター、工業技術センター、プロジェクトマネージャーからは多くの支援やアドバイスを受けいつも感謝しています。今回開発した商品について、安定的な販路の確立に向けて努力していきたいと思いを新たにしています。 現在、後継者も従事しており、今後も繊維産業が将来に向けて夢のある事業とし て取り組めるよう、社内体制の構築にも努めているところです。