センター活用事例

ベンチャー創出

山田技研株式会社

車載式塩分濃度計測システムの国際的ＰＲと販路開拓支援

＜活用事業＞

次世代国際発信支援事業

代表者名: 山田忠幸
所在地: 福井市
業種: 電気機器製造
事業内容: 雪氷・融雪・凍結防止に関するセンサ開発とコンサルタント業務
掲載パンプレット: 平成21年度活用事例集

事業活用までの経緯

当社製品の国内市場はそれほど大きくないので、市場拡大のため海外での販路開拓に乗りだした。そこで、的確なマーケット情報が得られ、かつ当社をよく知ってもらうための情報発信ができる国際展示会への出品を考えた。
展示会での効果的なアプローチのためには、積極的なＰＲや具体的な商談ができる国際感覚のある人材を育成する必要があった。

活用内容

カナダ･ケベック市にて開催された国際冬季道路会議に出展する雪氷関連技術の展示費用と、技術者派遣費用の一部を産業支援センターが助成し、国際感覚を有する技術者育成と世界への本県技術の発信、PRを支援した。
本事業の活用により、世界中の道路技術者と政策担当者が集まる国際冬季道路会議ケベック大会に出展し、当社の社員を派遣した。
この展示会で、当社の車載式塩分濃度計測システムのＰＲを行い高い評価を得た。これにより、海外バイヤーと具体的商談ができ、また、システムの技術課題や関連技術の技術動向など効果的に市場調査が行えた。
現在、海外への製品投入に向け、体制作りを行っているところである。