センター活用事例
技術開発の支援事業
技術開発
鳥浜酒造株式会社
<活用事業>
- 設備貸与(割賦)事業
- 代表者名
- 小堀 安彦
- 所在地
- 三方上中郡若狭町
- 業種
- 酒類製造業
- 事業内容
- 清酒造り酒屋 (食料品・清涼飲料水等の製造販売)
- 掲載パンプレット
- 利用の手引き2011
事業活用までの経緯
当社は町の造り酒屋として大正9年に創業し、以来地域に根ざした経営をしてきたが、近年、清酒の消費は大幅に減少してきている。そこで、当社の醸造技術と地元産の紅映梅を活用し、これまでにないフレッシュな梅果汁を開発。その用途拡大を図るため、地域企業と連携し梅果汁を原料とした調味料や清涼飲料等の開発も行った(平成21年度農商工連携認定事業)。それを事業化するためには、梅を分解液化する装置一式が必要となり、設備貸与制度を利用した。
活用内容
梅を分解液化する装置を導入するには、多額の資金が必要であったが、設備貸与制度を活用できたことで、それら装置を導入することができた。
平成23年からは紅映梅の果汁、パウダー等の販路拡大を目指している。
利用された企業様の声
代表取締役 小堀 安彦 氏
効率よく梅を酵素分解液化する独自の技術を確立しましたが、その技術を実用化するための汎用設備はなく、オリジナル設備の設計・製作を設備会社に依頼しなければなりませんでした。 そこで、産業支援センターに相談、設備貸与制度を活用することになりました。設備の設計段階から当社と設備会社、産業支援センターが相談しながら、設備の設計・製作を進められたことでスムーズに設備を稼働させることができました。