センター活用事例
専門家相談
企業診断・コンサルティング
久保田酒造合資会社
ビジョンづくりとプラン作成からアクションまでをサポート
<活用事業>
- 企業診断・コンサルティング
- 代表者名
- 野坂 昌之
- 所在地
- 福井市
- 業種
- 飲食業
- 事業内容
- 本店リニューアルにあわせ、飲食店から食の企画・総合提供業へ業態転換
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2013
事業活用までの経緯
消費者の清酒離れ、ディスカウントストア等の台頭による町の酒販店の衰退など、清酒業界を取り巻く環境は変化し、多くの酒造業者は右肩下がりの経営を余儀なくされている。同社は、このような中で、差別化を図るために、100%福井県産米使用、うち6割を自ら所有する田で生産した自社産米とするなど、地産地消と地元重視の姿勢を打ち出してきた。また、酒蔵が山のふもとの田園地帯に位置することを強みに、お客様に直接酒蔵に来て購入してもらうシーンを増やしたいとの思いを抱いていた。
そこで、同社の強みを活かして直販を強化するためのビジョンづくりから実際のアクションまでのサポートを求めて、「企業診断・コンサルティング」を活用することとなった。
活用内容
当センターの中小企業診断士の指導のもと、社長、杜氏以下の役員・社員によるディスカッションを繰り返し、同社の強みや弱みを分析、お客様に蔵に集まってもらうビジョンとそれを実現するための課題を明確にした。
「歴史」「地域性」「蔵の環境」「漫画 蔵の宿」など同社の強みを活かして集客を図るために、「酒造り」「PR」「蔵と売店の整備」などのテーマごとにアクションプランをまとめた。現在、同社の魅力を伝えるチラシの作成、工場見学コースを含めた酒蔵内の表示の見直し、酒タンクを活用した案内看板の作成、温泉旅館等とタイアップしたツアー企画などを進めている。
利用された企業様の声
代表社員 久保田 直邦 氏
和やかな雑談の中で問題点が明確になっていくようにディスカッションをリードしていただき、課題設定やアクションプランの作成を大変スムーズに進めることができました。実行段階でも支援センター診断士が一緒に考えていただき、少しずつ形になってきています。