デザイン・商品開発

ふくい「陶」ネットワーク

消費者と語り合える越前焼商品の開発支援

<活用事業>

  • グループカウンセリング(デザイン支援)
代表者名
日向 光
所在地
越前町
業種
窯業
事業内容
越前焼の窯元
掲載パンプレット
活用事例集2015

事業活用までの経緯

同ネットワークは、県内の越前焼の窯元等が集る団体。その中で越前陶芸村に拠点を構える若手陶芸家達が一昨年、越前陶芸村内にオープンしたギャラリー「木の上の鳥」を活用し、焼物の販売と活動紹介を行っている。年間を通した地元の販売先は出来たが、それぞれの窯元のブランド構築がなされていないこともありギャラリーが効果的に機能していなかった。
そこで、グループカウンセリング事業を活用して、ライフスタイルコーディネーターの小野惠美子氏を専門家として招き、作家の意識改革とそれぞれのポジションの把握をするとともに、商品のブランド構築と改良について指導を受けることとなった。

活用内容

カウンセリングでは、陶芸家同士が創作の経験や経営方法など本音で意見を交わせる時間を共有した。また、人に伝わる製品作りのために「作り手と使い手の双方が愛着を感じるモノ作り」をテーマにロングセラーを目指すことを誓った。
新しい取り組みとして、ギャラリー「木の上の鳥」での年間を通した企画展や福井市内の会場を使った出前企画展を開催し、待つだけではなく陶芸家自身が使い手に歩み寄るような広報展開を仕掛け、それぞれの窯元のブランド構築を図った。

利用された企業様の声

ふくい「陶」ネットワークメンバー 吉田 信介 氏

小野氏のカウンセリングの場で、個々の作り手の価値観や想いを話し合うことで、お互いの理解が深まり課題を見出し、ブランドとは何かを考えることが出来ました。 また、顧客と交流し販売する場を協働して作り上げていく中で、皆で産地を盛り上げる意識が生まれました。非常に新鮮で、有意義でした。

PR