センター活用事例
技術開発の支援事業
技術開発
常山酒造 合資会社
外国出願に要する経費を補助 海外での事業展開を支援
<活用事業>
- 中小企業等外国出願支援
- 代表者名
- 常山 由起子
- 所在地
- 福井市
- 業種
- 清酒醸造業
- 事業内容
- 清酒の製造・販売
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2016
事業活用までの経緯
今日では、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことに伴い外国での和食への関心が高まりつつある。その影響を受け、日本酒への注目も高まっており、「常山」で知られる同社は、そのような世界的な機運に乗じて、外国での事業展開を検討していた。
そこで、外国における自社商品のブランド化を図ると共に、品質を保証し、安心・安全な商品であることを裏付けるためには外国での商標取得が急務であると考えた。しかし、同社は外国への出願が日本国内での出願以上に費用が掛かるため、外国への出願を躊躇していた。そのような時に、本補助事業を知り活用に至った。
活用内容
本事業により、外国への商標出願に要する経費である商標出願費用や弁理士費用の補助を受け、台湾への出願を行った。この出願により、台湾への輸出にこぎつけた。今後は、継続的な取引を行いつつ、取扱いラインナップ拡充のための積極的プロモーション活動を行うことで、台湾における同社ブランドの知名度、価値向上を目指し、販売を促進させる考えである。
利用された企業様の声
代表社員 常山 由起子 氏
今回出願した商標は当社の根幹を担うブランドであり、かつシンボル的なマークです。そのため、外国へ輸出するために商標の出願は避けては通れない道です。そこで、支援を受けて行った本出願を海外への事業展開の足掛かりにしたいと考えております。このように、本補助事業は外国への事業展開する際の下準備に相応しい事業でした。