センター活用事例
専門家相談
企業診断・コンサルティング
株式会社 丸仁
事業承継に向けてチームによる営業戦略の策定を支援
<活用事業>
- 企業診断・コンサルティング
- 代表者名
- 雨森 正次郎
- 所在地
- 越前市
- 業種
- 繊維製造業
- 事業内容
- 転写プリントマークおよび反射材製造
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2016
事業活用までの経緯
同社は夜間の車のヘッドライトに反射して安全性を高める反射素材や、特殊なフィルムに印刷しておいた図柄を熱・圧力で生地に転写する転写マークを製造販売している。独自技術が評価され、大手スポーツアパレルを主力に取引を拡大してきた。
大口取引先との取引に頭打ち傾向が見られる中、今後どのように売上を拡大していくか、改めて全社的営業戦略を構築することとなり、後継者たる営業部長がその取りまとめ役を任されることになった。
近い将来の事業承継を意識し、経営戦略やマーケティングの考え方、そしてチーム運営を学びつつ営業戦略を創り上げるため「企業診断・コンサルティング」による支援を受けることとした。
活用内容
当センターの中小企業診断士が進行&講師役を務め、雨森研悟営業部長をリーダーとし、営業や生産部門のマネージャークラス数名によるチームのプロジェクトが始動した。「ブレーンストーミング」「SWOT分析」「マーケティングの4P」などチーム運営や営業戦略づくりに必要な考え方や手法を学びつつ、具体的に自社商品や市場の動き、取引先、競合などの分析を進めた。
その中から、主力取引先の深耕、新しい柱となる新規開拓の二つの戦略の骨格が浮かび上がり、それを共有することができた。一方で、不足している内外の情報も明確になり、営業や管理体制の見直しにも着手、同時に営業ノウハウも見直して共有し、会社としての営業力を高めることを目指している。
利用された企業様の声
営業部長 雨森 研悟 氏
将来の会社のあり方や自分達に対する漠然とした不安、社内外で起こる表面的な問題を論理的に分析し、本当の課題は何か?という部分に目を向ける考え方を学ぶことができたと思います。自社を取り巻く業界の環境、商品、トラブルを題材とするため、書物や講演会よりも実践的に学べ、実際に営業戦略をつくっていけました。