センター活用事例

研修

小澤金物店

和金物専門店のオープンを周知メディア向けプレゼン会への参加で新聞掲載につなげる

＜活用事業＞

合同プレゼンテーション会

代表者名: 小澤史郎
所在地: 越前市
業種: 小売業
事業内容: 和金物の販売、オリジナル商品の開発
掲載パンプレット: fisc総合パンフレット2018

事業活用までの経緯

大学在学中から越前箪笥の様式の研究を始め、京都で金物卸小売に就職した後、2016年に越前市にUターンした小澤氏。手仕事の和金物の美に魅せられ、社寺建築金物や門金具、襖の引き手など、オリジナル商品を含めた和金物専門のウェブショップを開設した。伝統的な技法を用いながら、現代の空間でも使いやすいフックなど新しい感覚の商品をそろえ、著名建築家やデザイナーに採用されるなど好評を得ている。
さらに、和金物のラインナップの拡充と販路開拓に向け、「ふくいの逸品創造ファンド（創業）」を活用。その後、2017年9月に越前市内の古商家を利用した日本唯一の和金物専門店をオープンした。そして、その店舗の周知のため、当支援センターが主催する「合同プレゼンテーション会」に参加することとなった。

活用内容

専門家による個別指導とリハーサル会により、プレゼンテーションのブラッシュアップを図ったのち、メディア関係者の集まる中での発表の様子はYouTubeでもライブ配信された。後日、複数の新聞にいずれも大きく取り上げられ、読者からの反響もあったという。
今後は、オリジナル商品の拡充を図り、さらなる需要につながるほか、地域の伝統工芸品や越前時代箪笥の展示等を通し、店舗を拠点に越前市の文化を発信していきたいと考えている。