専門家相談

福井県よろず支援拠点

株式会社北前船のカワモト

デザインをキーにした最高級の商品開発で売上拡大

<活用事業>

  • 福井県よろず支援拠点
代表者名
川本 功一
所在地
敦賀市
業種
食料品製造・販売業
事業内容
おぼろ昆布加工・販売、食品卸売等
掲載パンプレット
fisc総合パンフレット2018

事業活用までの経緯

初回相談で事業概要を確認し、国内販売、海外販売それぞれの問題点についてヒアリングを実施。無添加や食塩不使用の製品がないなど競争力が不足していること、パッケージデザインやネーミングに洗練さが欠けていることなどを指摘。
海外の富裕層向けの商品開発を行った後に国内に投入するという方針を定め、最高ランクの商品となるよう商品の見直しと販路の選定に取り組んだ。支援にあたっては、デザインディレクションの専門家や海外販路に豊富な経験を有する専門家など複数のコーディネーターでチームを組み、実践的な指導を実施した。この結果、同社は材料の品質や構成、味、全ての面で満足できる商品を短期間で開発、「心」というネーミングとスタイリッシュなパッケージをまとい、海外市場と東京、地元敦賀に絞って発売開始に至った。コーディネーターがセッティングした県内メディアへのプレスリリースや、香港での展示会出展の成果もあり、順調な立ち上がりとなっている。

活用内容

当事業の助成により、熱転写機、インクジェット等のテキスタイル用プリンターの導入や乾燥炉を設置し、販促用バックへの印刷加工を内製化したことで、業界最短納期・小ロット対応を実現。今後は、更なる業界シェアアップや新たな市場開拓を図っていく。

利用された企業様の声

代表取締役社長 川本 功一 氏

今迄の商品開発においては、商品ごと、部門ごとに企画開発してきて、企業ブランドイメージを考えないで今日まで来ていましたが、ご相談させてい ただき、まさに目からうろこでした。 商品を売る前に企業イメージが大事だということ、それが企業の安心安全につながり、商品開発に結びつけていくことの大事さを理解できました。パッケージの文字の選び方ひとつとっても勉強になりました。

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