センター活用事例
取引拡大
株式会社大岸正商店
大規模展示会への出展で新たな販路を開拓
<活用事業>
- ふくいの県産品マッチング機会創出支援事業
- 代表者名
- 大岸 俊介
- 所在地
- 小浜市
- 業種
- 箸卸売業
- 事業内容
- 若狭塗箸をはじめとした箸の企画・製造・卸売
- 掲載パンプレット
- 2022 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
同社は、1969年の創業から家族経営により箸卸売業を営んでおり、伝統工芸品の若狭塗箸をはじめ、普段使いに適した食洗機対応の箸やギフトセット等の自社企画製品も手掛けている。主要取引先は全国各地の土産物店だが、3代目の現代表により、雑貨店等のライフスタイルショップとの新規取引も模索。世代や使用シーン、生活様式など具体的にターゲットを定めた商品開発も積極的に進めていた。
このような中、コロナ禍の影響で土産物需要が大きく縮小する事態となった。今こそ新商品の評価を得ると同時に、新たな販路を開拓する機会が必要と判断し、国内最大の生活雑貨見本市「東京インターナショナル ギフト・ショー」の「福井県ブース」に参加することとなった。
活用内容
コロナ禍による入場制限がある中、ギフト・ショーには目的意識が高いバイヤーが多く来場した。生活雑貨関連のバイヤーとの商談も数多くこなし、継続取引の受注増につなげた。また、著名ブランド等からのOEM受注、海外土産物の大型案件の提案、新たな使途・商品開発に関する提案、といった踏み込んだ商談もあり、今後の商品開発や営業活動のヒントを得ることができた。さらに、ギフト・ショーのみならず支援センター主催の個別商談会にも参加するなど、販路獲得に向けた動きが活発になっている。
利用された企業様の声
代表取締役 大岸 俊介 氏
コロナ禍の影響で新規営業が難しい中、商品を幅広くPRできるギフト・ショーへの参加は大変有意義でした。新商品をもって、新しいルートを開拓するという事に不安はありましたが、自信を持ってコンセプトや特徴を伝えた結果、希望どおりライフスタイルショップへ順次商品を納められるようになりました。現在、商品開発をさらに進めているところであり、今後もこのような展示会や商談会の機会を活用し、業績アップにつなげられるよう頑張ってまいります。