センター活用事例
専門家相談
福井県よろず支援拠点
株式会社HINONOMI
道の駅隣接の観光農園をにぎわい発信拠点に
<活用事業>
- 総合相談窓口
- 福井県よろず支援拠点
- 代表者名
- 川﨑 梢
- 所在地
- 南越前町
- 業種
- サービス業
- 事業内容
- 体験型農園運営
- 掲載パンプレット
- 2024 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
南越前町の『道の駅 南えちぜん山海里』に隣接する体験型農園施設『FRUITFUL GARDEN(フルーツフルガーデン) ひのの実』が2024年1月にオープンした。
これを運営するのが株式会社HINONOMI。イチゴ、ブドウ、ブルーベリーを組み合わせた通年型の観光農園を創業するに当たり、ファームマネージャーの川﨑武彦氏が総合相談窓口を訪れたのがきっかけで同社の支援がスタート。
その後、『福井県よろず支援拠点』にも相談し、専門コーディネーターのサポートも活用した。
活用内容
中小企業診断士である総合相談窓口のコーディネーターが、創業手続きや経営面の助言を行う一方、よろず支援拠点の専門家はロゴや販促ツールなどデザイン面で支援し、妻で社長である梢氏の作業に伴走した。夫婦で役割を分担したことで、川﨑氏は作物づくりに専念できるという利点も生まれた。専門家との打合せは2週間に1回程度で、大半はネットを利用して相談窓口までの移動時間を軽減。リストアップした課題の進捗を双方で確認しながら進行した。
こうして創業した同社は、収穫したイチゴを使ったスイーツ作り体験やIoTによるスマート栽培等の工夫で他との差別化を図り、開業1カ月間の来園者は約2,500人を数えた。年間目標1万人に向けて好調な滑り出しとなっている。
利用された企業様の声
ファームマネージャー 川﨑 武彦 氏
専門家への相談を通して、自分がもやもやと考えていることを言語化してもらえました。「こんなことを聞くのは恥ずかしいかも」といったことも気楽に相談でき、事業化を応援してくれている印象も受けました。新規創業の人は特に、応援してもらえることが頑張りにつながるのではないでしょうか。