センター活用事例
ベンチャー創出
株式会社アラリード
中小食品製造業の粗利最大化を目指す!食品製造現場から生まれたシステムを全国へ展開
<活用事業>
- ベンチャー相談窓口
- 福井ベンチャーピッチ
- 福井ベンチャー塾
- 代表者名
- 森本 健嗣
- 所在地
- 坂井市
- 業種
- 情報サービス業
- 事業内容
- 製造原価管理システム「Aralead」の販売
- 掲載パンプレット
- 2024 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
北陸を中心にパン類の製造、委託販売を行う株式会社オーカワパンが、生産計画から実績まで、製造に関わるデータを一元管理して収集・分析し、商品開発部・営業部とともに粗利最大化を目指すシステムとして開発した「Aralead(以下、アラリード)」。
運用開始後、粗利率、労働生産性の改善や部門間の連携に可能性を感じた同社は、業界全体の生産性向上にも寄与したいという想いから、システムの外販を開始。2023年8月に森本氏が社長となる株式会社アラリードを設立して本格的な拡販に着手するにあたり、中長期的な成長支援を行う当支援センターのベンチャー支援事業を活用することにした。
活用内容
森本氏は、2023年6月より「ベンチャー相談窓口」を利用し、ビジネスモデルのブラッシュアップに取り組んだ後、2023年11月に、顧客紹介や新規市場拡大時の資金調達を求め、「第9回福井ベンチャーピッチ」に登壇した。
投資家や金融機関を前にビジネスモデルを発表。システムの販売に加えて初期導入及び運用のコンサルティングを提供するなど、粗利最大化はもとより、製造現場での導入・運用のしやすさにもこだわったきめの細かいサービスは話題を呼び、多方面からの問い合わせが相次いだ。その後も、パン製造業だけでなく、食品加工業、水産加工業、菓子製造業など多様な工場での導入実績を積み重ねている。
2023年11月からは「福井ベンチャー塾」に参加。ビジネスのさらなる成長を目指す。
利用された企業様の声
代表取締役 森本 健嗣 氏
最初はビジネスに対して「数か月後どうする」「1年後どうする」というイメージしかなかったのが、産業支援センターのベンチャー支援事業を通じて、「10年後どうなりたいか」「将来どこを目指したいか」など、ビジョンを明確に描くようになり、ビジネスに対するマインドが大きく変わりました。