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ふくいの逸品創造ファンド事業
ラック株式会社
全てFukui Made のオンリーワン衣料品の開発と販路開拓
＜活用事業＞
- ふくいの逸品創造ファンド事業
- 代表者名
- 樂間 健二
- 所在地
- 永平寺町
- 業種
- 繊維製品製造・販売業
- 事業内容
- ポリエステルオーガンジー、サテ ン、カーテン生地製造、ウェディ ングドレス等の企画・制作・販売
- 掲載パンプレット
- 平成20年度 活用事例集
事業活用までの経緯
当社は、従来オーガンジーやサテンなどの生地を中心に委託生産を実施してきたが、2年前から委託生だけでなく、自社企画の生地の委託加工、販売にも乗り出した。
その過程で、販売した生地の最終製品としてブライダルだけではなく個性的な衣料へのニーズがあることが分かった。
そこで、自社においてニーズに合ったファッション衣料をデザインも含め企画～生地生産～染色～縫製という一貫生産により生産し、世間に提案する事業に取り組むことにした。
活用内容
「ふくいの逸品創造ファンド事業」により試作品の開発や展示会出展経費の助成を行った。事業採択後には、展示会「ふくい元気企業フェア2008」への出展支援等により、当社取り組みのＰＲを支援した。
本事業を実施した結果、外部のデザイナーや社内デザイナーのデザインを基に多くのサンプル衣料を作成することができ、「ふくい元気企業フェア2008」をはじめ、ジャパンクリエーション、福井アートフェスタ、Ｇクリエーターなどの展示会に出展した結果、全体で800名程度の来場者があった。
特にジャパンクリエーションに出展したことで、テーマパークのコスチューム、ホテルのノベルティー、秋葉系ファッション問屋、舞台衣装メーカーなどから引き合いがあり、既に販売に繋がったものもあるなど、これまでに約300万円の売上実績となっている。
今後は、量産体制を確立すると同時に、引き合いのある企業との商談成立に向けて活動するほか、引き続き展示会に出展することで新たな顧客開拓に取り組む予定である。
利用された企業様の声
代表取締役 樂間 健二 氏
今回、助成事業を活用させていただいたことで、一般の衣料とは異なり、趣味の衣料・資材として、他の企業とは一味違った素材・デザイン・用途を提案する下地が出来たことを嬉しく思います。 サブカルチャー部門の需要は今後も継続すると思われます。国の機関でも世界コスプレサミットを開催するなど、「カワイイ」と言うコンセプトで「漫画」「アニメ」と同様に海外に日本文化の紹介を打って出る方向に向かっています。 当社もこうした動きにのっていきたいと思います。
