センター活用事例
補助金
ふくいの逸品創造ファンド事業
有限会社小堀菓舗
敦賀のみかんと福井米の米粉を活用した新しい洋菓子の開発と販路開拓
<活用事業>
- ふくいの逸品創造ファンド
- 代表者名
- 小堀 真嗣
- 所在地
- 敦賀市
- 業種
- 菓子製造・販売業
- 事業内容
- 洋菓子・和菓子の製造 及び店舗での販売
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2012
事業活用までの経緯
明治時代に欧亜国際列車が走り、日本の海外への玄関口(国際港)であった敦賀港の、輸出量第一位で隆盛を極めた敦賀みかん。濃厚で酸味が強く敦賀市民の誰もが愛した懐かしい味は、今では時代のニーズに取り残され、衰退の一途を辿っていた。
そこで当社は、みかん農家と連携して栽培から携わり、漢方農法の採用と冷温貯蔵で年越しをし、昔ながらのコクと酸味のある日本最北限の栽培地の一つである敦賀みかんを使った新しい洋菓子を開発することとなった。
活用内容
同事業が「ふくいの逸品創造ファンド」の「農商工連携による新事業創出支援事業」に採択された。クリームと敦賀みかんを挟み込むカステラ生地に小麦粉を一切使用せず、コシヒカリの敦賀産新米のみ100%使用し、胴どんつ搗き(昔ながらの石臼挽き)による米粉粉砕を採用したオリジナルの米粉を使うなど、敦賀みかんと敦賀産コシヒカリを使用した地産地消率の高い『敦賀ふわっセ』を開発。全国に向けて販路開拓に取り組んでいる。
利用された企業様の声
専務取締役 大津 竜一郎 氏
地元を思う気持ちやこれまでのやり方は大切にしながらも、これを機に家業から企業への転換をはかり「和ろうそくメーカー」として一本立ちしていきたいと考えています。「ふくいの逸 品創造ファンド」があったから、最初の一歩を踏み出せたのだと思います。