センター活用事例
補助金
ふくいの逸品創造ファンド事業
堀川製茶有限会社
「越前豆茶」「コシヒカリ玄米茶」を活かしたアイスクリームの開発と販路開拓を支援
<活用事業>
- ふくいの逸品創造ファンド
- 代表者名
- 堀川 與三右エ門
- 所在地
- あわら市
- 業種
- 製茶加工販売・喫茶業
- 事業内容
- 製茶、茶・茶器・茶道具販売および日本茶喫茶の経営
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2013
事業活用までの経緯
同社は、明治16年の創業以来、「あわら」の地でこそ作れるお茶と、先祖代々受け継がれてきた独自の製茶焙煎技術によって製茶加工販売を行ってきた。
しかし昨今は、ペットボトル商品の流行などにより、お茶のリーフ販売の売上が減少傾向にあり、今の時代に合う新しい価値を付加した商品の必要性を感じていた。
そんな中、同社の店舗「茶楽かぐや」にて自家挽き抹茶や茎ほうじ茶を使用したアイスクリームを提供したところ、「お茶の香りがとてもいい、このような香り高いお茶を使用したアイスクリームを家に持ち帰りたい」との感想が多く寄せられた。
そこで、同社の焙煎技術を活かした地域特有の「越前豆茶」と、福井県産コシヒカリの玄米を使った「玄米茶」を材料に、香りに特長があるアイスクリームを開発。同時に、販路開拓にも取り組むことにした。
活用内容
専門家のアドバイスやアイスクリームの試作、パッケージ開発、展示会出展などの販路開拓について支援を受けるため、「ふくいの逸品創造ファンド助成金」の採択を受けた。
その結果、味や香りが良い「越前豆茶」や「コシヒカリ玄米茶」のアイスクリームを商品化することができ、デザイナーを活用したことで満足できるパッケージも作成することができた。
今後は、通信販売も充実するほか、量産体制も構築して、福井ならではの「越前豆茶」「コシヒカリ玄米茶」をアイスクリームという形で全国に広めて行きたいと考えている。
利用された企業様の声
専務取締役 堀川 與一郎 氏
今回の事業は、当社にとってハードルの高い事業に思えましたが、事業計画の作成から商品開発、販売開拓まで親身に相談に対応され、適確なアドバイスもいただきました。 おかげさまで安心して事業に取り組むことができ、助成金を活用してふくいの新しいオリジナル商品の誕生を実現させました。