センター活用事例
デザイン・商品開発
株式会社ユメロン黒川
デザイナーの支援を受けて実店舗向け商品にチャレンジ
<活用事業>
- デザイナー派遣(デザイン支援)
- 代表者名
- 黒川 裕文
- 所在地
- 越前市
- 業種
- 繊維
- 事業内容
- 介護・健康雑貨製造卸
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2014
事業活用までの経緯
同社はこれまで、主力繊維である蓄熱性に優れた繊維(オーラ繊維)を応用した商品を、テレビショッピング・大手通販・生協等向け商品として販売することを得意とし、機能性とコストパフォーマンス重視により簡易パッケージで商品づくりを行ってきた。しかし、小売店舗販売業者の要請等により「パッケージさえ良ければ実店舗で取扱いできるのに…。」という声が高くなってきた。
そこで、デザイン専門家の指導を受けるためデザイナー派遣事業を利用することとなった。
活用内容
ブランディング構築のために、最初に「商品の把握と分析」を行い、
1.製品の機能を利点とする「機能的ベネフィット」、
2.安心感や使用感といった人の感情に訴える「情緒的ベネフィット」 の2つを柱にする事とした。
続いて「ターゲットの確立」、「商品構成およびパッケージ形状と予算」を検討し、商品が見える「一目でわかる商品」クリアケースを導入。中台紙のみを変える事で、商品カラーバリエーションも可能となるよう、在庫単位を最小限に押さえる工夫を行った。
さらに、ユーザーにわかりやすく、親しみのあるネーミングを決定した他、販促活動における、アプローチ手法などの運営方針を検討し、一連の開発プロセスを一貫したコンセプトにより進めることができた。
利用された企業様の声
取締役 黒川 太一郎 氏
弊社は実店舗向け商品の開発を行っておらず、今回のような支援があったため、 チャレンジする事ができました。 自社商品をどう見てもらいたいか、デザインによってユーザーがどのように変わ っていくか、売り場のアプローチや販促ツールによって、どう結果が変わってくるかなど、商品を売る為の切り口を見出すきっかけになりました。大変満足しています。 このような支援は中小企業にとって、大変必要な事だと思いました。