センター活用事例
専門家相談
企業診断・コンサルティング
勝ち山Bokkake連盟
勝山の新名物グルメづくり地元飲食店有志の活動をサポート
<活用事業>
- 企業診断・コンサルティング
- 代表者名
- 桝家 次郎
- 所在地
- 勝山市
- 業種
- 飲食業
- 事業内容
- 勝山の新名物グルメ「勝ち山Bokkake(ボッカケ)」の開発・拡販
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2014
事業活用までの経緯
人口減少による市場縮小が進む勝山市は、一方で県立恐竜博物館への観光客が順調に増加しているものの、地元飲食店はそのニーズに応えられておらず、結果として観光客にも不便を与えている。そこで、まちなかの飲食店有志が集い、観光客向けのランチを開発することで観光需要を取り込み、観光地としての「おもてなし力」向上とまちなか飲食店の売上アップを目指すことになった。
これまでに経験の無いプロジェクトに取り組むことから、「企業診断・コンサルティング」を活用し、観光事業やプロジェクト運営のアドバイスを受けることとした。
活用内容
市内で洋風居酒屋を営む(有)厨ぼうずが代表となり、当センターの中小企業診断士をプロデューサー役、勝山商工会議所を事務局とし、地元飲食店メンバーを募って「勝ち山Bokkake(ボッカケ)連盟」を立ち上げて活動開始。披露宴の締めなどとして食べられてきた勝山の郷土料理である「ぼっかけ」をファミリー客向けにアレンジした「勝ち山Bokkake(ボッカケ)」を各飲食店が腕を振るって開発。料理専門家等を招いた試食品評会でのブラッシュアップも経て、市内十数店で販売を開始した。県内マスコミの注目も集め、恐竜博物館前でのチラシの配布、市内外のイベントへの出店などにより知名度を向上させ、事業開始一年目で新しい名物グルメとしての足がかりを築いた。
利用された企業様の声
代表取締役 桝家 次郎 氏
観光事業への参入という面だけではなく、勝山の歴史・文化・風土についても学ぶきっかけとなり、改めて郷土料理の伝承の大切さに気付きました。この気付きを広め、「ぼっかけ」を名物料理として地域ブランド化し、地域の活性化と売上増加につなげていきたいと考えています。