センター活用事例
技術開発の支援事業
技術開発
松文産業株式会社
研究開発共同体による製品の事業化を目指した研究開発の支援
<活用事業>
- 戦略的基盤技術高度化支援
- 代表者名
- 小泉 信太郎
- 所在地
- 勝山市
- 業種
- 合繊織物製造業
- 事業内容
- 各種衣料用織物の企画・製造・販売、産 業資材の製造
- 掲載パンプレット
- 活用事例集2014
事業活用までの経緯
同社は、新規の機能性織物の開発に積極的に取り組んでいる老舗の織物製造メーカーである。
福井県工業技術センターが太陽電池を搭載した糸の製造に関する研究を行っていることを知り、研究開発共同体の一員となって、この特殊な糸の製織技術の開発に取り組むこととなった。また、事業化を目指した研究開発には大きな費用がかかるため、同社がこのプロジェクトの代表となって、経済産業省の競争的研究資金である戦略的基盤技術高度化支援事業に応募することとなった。
この事業では、プロジェクトの研究開発と経理事務をとりまとめる事業管理機関が必要であるため、当センターに相談があった。
活用内容
本事業では、委託契約に始まり、経理処理ルールに基づいた経費の執行、研究の進捗管理と報告など、事業の遂行に必要な事務処理や調整が求められるが、当センターが中立的な立場でそれらの取りまとめを行ってプロジェクトの運営をサポートしている。
今後、本プロジェクトでは、研究開発による成果を利用した製品の事業化を進めていく予定である。
利用された企業様の声
勝山工場 機能資材部 部長 吉岡 隆一 氏
委託元である経済産業省との連絡調整をはじめとし、研究開発共同体内の連絡調 整も安心して任せられることから、研究開発に注力することができています。3 年計画の本プロジェクトは、平成26年度が最終年度となりますが、研究開発を進めて、最終的には研究成果を利用した製品の事業化に取り組んでいきたいと思います。