センター活用事例

デザイン・商品開発

有限会社南部酒造場

老舗酒造場の企業ブランディング「花垣」ブランドを再構築、一気通貫したイメージ作りを

＜活用事業＞

デザイナー派遣

代表者名: 南部隆保
所在地: 大野市
業種: 清酒醸造業
事業内容: 清酒の製造・販売
掲載パンプレット: 活用事例集2016

事業活用までの経緯

同社は大野市の七間通りにて、「花垣」の銘柄で酒を醸し始めて115年の老舗酒造蔵である。原材料にこだわり、手造りで丁寧に醸すことを信条とし、伝統的な仕込みから挑戦的な酒造りまで、幅広く製造販売を行っている。
しかしながら「花垣」ブランドが企業イメージの構築にいまひとつ活かし切れていないと感じており、当センターに相談。企業ロゴマーク・ロゴタイプ・企業コピー等のビジュアルアイデンティティのリニューアル検討を行った。さらには店舗空間の見せ方に至るまで一気通貫したイメージ統一を図るため、本事業を活用し、デザイナーとともに企業イメージの再構築を行うこととした。

活用内容

最初に現状の調査分析を行い、基本コンセプト（企業方針）を明確に構築し、それに基づきロゴマーク・シンボルカラーを作成した。それを商品ラベルや営業ツールとなる包装紙・手提げ袋・ビニール袋、店舗内の暖簾・ショップカード・プライスカード、営業時に着る半被に至るまで全てに反映させることで統一イメージの発信を図った。また、社員向けブランディング研修の場を設け、現場で働く社員の意識共有・啓発も行った。商品・ツール・空間そして働く社員が同じ想いを持ち始めたことで、今後益々の発展が期待される。