センター活用事例
商談会、展示会出展等の支援
取引拡大
福井缶詰株式会社
好機を活かせ! “鯖缶”ブームを追い風に 新市場への販路開拓に挑戦!
<活用事業>
- ふくいの食品戦略的販路拡大支援事業
- 代表者名
- 重田 軍治
- 所在地
- 小浜市
- 業種
- 食品製造業
- 事業内容
- 缶壜詰食料品の製造加工販売
- 掲載パンプレット
- 2019 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
昭和18年に日本海側随一の水産缶詰工場として設立した同社は、こだわりの原料(かにや鯖等)を自社で買い付け、独自の技術力と製法により、大手メーカーからのOEM生産を中心に事業展開してきた。
同社では近年の健康志向を背景とする空前の“鯖缶”ブームを好機として捉え、OEMでの受託製造に加えて、オリジナルブランド“鯖缶”の更なる全国への販路拡大を目指していた。
しかしながら、大手メーカーからのOEMでの受託製造を中心に業容拡大してきた同社には、営業を専門にする部署がなく営業人員が不足していたため、新市場への販路拡大に向けて、食品バイヤーとの効率的なマッチングを希望していた。
活用内容
同社は県外の大手食品商社や小売店等のバイヤーと商談機会が得られる当事業を利用し、食品商社が首都圏や北陸地方で独自に開催する展示会に出展した。
昨今の“鯖缶”ブームもあり、低価格帯の国産鯖缶が品薄状態にある中、高品質な鯖を原料とする鯖缶を安定供給できる同社には、多くのバイヤーが足を止め、具体的な商談が積極的に交わされていた。
その結果、首都圏を中心に多店舗展開する高級スーパーとの取引が始まるなど多くの成果に結びつき、オリジナルブランド“鯖缶”の県外への販路拡大の足掛かりとなった。