センター活用事例
専門家相談
福井県よろず支援拠点
山田兄弟製紙 株式会社
利紙製のマスクケースを開発。コロナ禍の売上減少をカバー
<活用事業>
- 福井県よろず支援拠点
- 代表者名
- 山田 晃裕
- 所在地
- 越前市
- 業種
- 製造業
- 事業内容
- 越前和紙、各種和紙製品
- 掲載パンプレット
- 2021 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
和紙製の企業向けノベルティの売上がコロナ禍の影響で、ほぼなくなってしまった。売上回復の見通しも立たない中で、別の分野での売上確保を図らねばならなくなった。こうした状況下でマスク着用が常識となり、これに関連する商品のニーズが出てきたことから、越前和紙で携帯用のマスクケースを開発したい、という相談を受けた。
活用内容
調査の結果、マスクの形状は集約できそうなことがみえてきた。そこで長財布型と2 つ折型を基本パターンとして検討するよう提案した。また商品の細部については、紙で試作を行い、よろず支援拠点のコーディネーターとの打合せで適切な形状を考案した。色や柄についても、女性がターゲットとなる事を念頭に女性コーディネーターが同社からの提案を精査し、改善点を指摘しながら改良を進めた。その結果、構想から1 カ月で製品化に成功し、飲食店やホテル等からの受注確保につなげることができた。