センター活用事例
デザイン・商品開発
小柳タンス店
伝統の指物技術と全世界の銘木の魅力が融合したキャビネットシリーズ「OYANAGI」のブランディング
<活用事業>
- 代表者名
- 小柳 範和
- 所在地
- 越前市
- 業種
- 越前箪笥
- 事業内容
- 越前箪笥の企画製造・販売
- 掲載パンプレット
- 2021 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
同社は、越前箪笥の企画製造・販売事業者として、本事業の一環で開催されたセミナー「経営とブランディング講座」を受講し、至本的なブランディングのノウハウを身につける中で、小柳タンス店の業界でのポジショニング分析から、伝統の指物技術を活用した高価格帯の商品開発とそのブランディングが必要と感じ、それを実践すべく補助事業の活用に至った。本事業スキームでは、指導を依頼するデザイナーと共に事業計画を立てることとなっており、十分な実績を有し、前述のセミナーを通して、面識のあった鈴木啓太氏で調整を進めた。
活用内容
本事業を通して、ブランドデザイン・ウェブサイト構築・商品開発・販路開拓を行った。ブランドデザインでは、かつて国府が置かれるほど栄えた福井隈越前市の文化と歴史が作り上げた越前箪笥に伝わる技術と想いを継承しつつ、「守破離」の精神のもと、仕立てた製品に対して「OYANAGI 」というブランドネームをつけることとした。また、ウェブサイトについてもこのコンセプトを感じさせるものとした。上記のブランドを体現する商品として、日本が誇る伝統の指物技術と全世界の銘木の魅力が融合した新しいキャビネットシリーズを開発し、販路開拓を進めた。
利用された企業様の声
代表 小柳 範和 氏
プランディング講座での自社分析。そこで磨いたコンセプトを元に各種デザインをデザイナーと共に一貰して取り組むことができました。成果として認知度向上や商品の販売・オーダーメイドでの受注製作に繋がりました。この事業で核となる商品やデザインができたことで、今後の展開が明確かつ実行しやすくなりました。