センター活用事例
技術開発の支援事業
技術開発
株式会社一本義久保本店
商標の外国出願に要する経費を補助し、海外での事業展開をサポート
<活用事業>
- 中小企業等外国出願支援事業
- 代表者名
- 久保 格太郎
- 所在地
- 勝山市
- 業種
- 製造業
- 事業内容
- 酒、焼酎、リキュールの製造販売
- 掲載パンプレット
- 2021 fisc総合パンフレット
事業活用までの経緯
同社は日本酒やリキュールなどのアルコール飲料を製造販売する会社である。現在の輸出出荷比率は売上全体の10%にせまり、過去10年にわたり輸出出荷数量は毎年伸長していく中で、出荷先国数も増えてきた。同社は2010年に初めて、4件の海外商標を取得した。今年は当該4件の商標更新時期を迎えたことに加え、出荷先国数が増えてきたことから、当該4件の内2件を新規商標として出願する必要が生じた。これらの海外への商標出願においては相当の費用を伴うため、出願費用の1/2以内の支援を行う「中小企業等外国出願支援事業」を活用し、合計4件の商標を9カ国へ出願することにした。
活用内容
日本酒について2商標を9カ国に出願、リキュールについて2商標を8カ国に出願するにあたり、その出願経費の一部を支援した。日本酒は現在ワールドワイドに注目され始めてきたが、商標権利を保持することで、今後も安心して海外輸出出荷の伸長を目指すことが可能となった。
利用された企業様の声
管理部管理課長 村上 義紀 氏
「中小企業等外国出願支援事業」を活用し、2件の商標について出願国の追加と2件の新規商標出願を実施することが出来ました。これまで当社の輸出出荷は伸長してきましたが、現在世界中で日本食および日本酒が注目される中、今後まだまだ伸び代があると確信しています。これからも着実に海外 市場への商品投入と拡売に努めていきたいと考えております。