本日9月27日は、ふくいITエンジニア養成スクール 短期集中コースの受講最終日。

福井県県民ホールにおいて、約2カ月間の受講の集大成を発表する場として、修了報告会を開催しました。

 

 

受講生の他、約10社の受講生応援サポーター企業の方や、福井県庁の方にもお越しいただきました。

まず、受講生から、チーム開発の開発成果として、４つのチームから発表を行いました。

チーム開発の課題は、「プロトタイプのフィードバックをするアプリ」の開発。

約2週間という限られた開発期間ではありましたが、各チームは課題として求められていた機能以外にも、自分たちで創意工夫しながら追加で機能を実装し、それらの内容を詳しく発表していました！

その他、受講生全員から、受講を通じて学んだこと・感じたことや、今後の行動計画についても発表いただきました。

 

受講を通じて感じたこととして、特に多かった意見がチーム員とのコミュニケーションの大切さ。

今回、コロナ禍での開催ということもあり、チーム開発においてチーム員全員が対面で集まって話し合うということはなかなか難しかったようです。

そこで、各チームはオンライン会議ツール等を使い、チーム員と密に連絡を取り合いながら開発を進めたとのことですが、その際のコミュニケーションにおいても、開発が円滑に進むよう各チームがそれぞれ工夫を凝らしながら連絡を取り合っていたようです。

また、自分の担当部分にエラーが出てうまくいかないようなとき、チーム員みんなで知恵を出し合いながら解決したという場面がとても多かったようです。

仕事をしていく上では、職場の同僚の助けを借りながら仕事を進めていく場面も多々あるので、特に社会人経験のない受講生にとっては、貴重な学びになったのではないでしょうか。

つづいて、今後の行動計画の発表。

就職活動をはじめとした、ITエンジニアとなるにあたっての具体的なアクションの内容とその予定時期について宣言いただきました。

受講生の中には、将来的にはフリーランスで活躍したいという方や、起業をしたいという受講生も。

多様な働き方ができるのも、ITエンジニアという仕事の魅力の１つであると感じました。

また、発表を通じて驚いたのが、多くの受講生がすでに個人でアプリの自作を始めていること。

今回学んだスキルを積極的に生かしていこうという、受講生の前向きに頑張る姿勢に自分も励まされました。

 

各チームの発表の後は、担当のトレーナーの方から受講生に対し修了証書を授与しました。

トレーナーの方は、約2カ月間の受講期間中は地元を離れ、ずっと福井に住み込みで受講生をサポートいただき、毎週実施した受講生との面談では、タイトなスケジュールで学習する受講生を叱咤激励しながら引っ張ってきました。

トレーナーの方にとっても、頑張る受講生の姿は支えになったのではないでしょうか。

お互いに感謝の言葉を交わしながら修了証書を授与する姿は、とても感動的でした。

 

修了報告会の閉会にあたり、公益財団法人ふくい産業支援センター 川端新産業支援部長から、2カ月間に渡る受講を労うとともに、福井県内の産業のDX推進に向け、これからの受講生の活躍に大いに期待していると、激励の言葉をいただきました。

ここで修了報告会は修了かと思いきや、サプライズ動画が。

あのマコなり社長としてYoutubeで有名な、㈱div 代表取締役の真子就有 様から、受講生の皆さまへメッセージが！！

よくYoutubeを見る自分としては、この日一番興奮した時間でもありました。（笑）

 

最後に、受講生とトレーナーのみんなで記念撮影。

約2カ月前、開講時に開催したキックオフイベントの時には緊張で硬かった表情も、受講を通じてみんな打ち解けてすっかり柔らかい表情に。

 

受講生の皆さま、約2カ月間に渡る受講、本当にお疲れ様でした！

皆さんが、これから「福井県で活躍するITエンジニア」となることを、心から応援しています！！