お知らせ

【長期コース】キックオフ会を開催しました!

2021.10.24

本日、長期コースのキックオフ会を開催しました!

 

全国的に新型コロナウイルス感染症の拡大も収まり、また、天候にも恵まれた中で、長期コースの受講生30名のうち、ほぼすべての受講生の方にお越しいただいて、無事、イベントを開催することができました。

 

キックオフ会の冒頭、主催者である(公財)ふくい産業支援センターの東村理事長より、開講にあたってのあいさつをいただきました。

東村理事長からは、県内産業界をとりまくデジタル化の現状や、受講生への期待や激励の言葉をいただき、受講生もこれからの受講に向けて身が引き締まったのではないかなと思います。

続いて、(公財)ふくい産業支援センターより、当スクールの開講目的や、福井県のDX推進に向けた取組み、県内産業界から受講生に寄せられている期待等について説明しました。

説明の中では、県が昨年実施したアンケートの結果をもとに、県内企業がデジタル技術の導入に積極的な一方、社内でIT人材が不足していることから、社内のデジタル化に及び腰になっているという現状を踏まえ、このスクールで「福井県で活躍するITエンジニア」を養成し、県内産業のDXを進めていくという、このスクールの大きな目的についてもお話しました。

少し固い話となりましたが、これから福井県がDX推進に向けて取り組んでいく中で、県の政策におけるこのスクールの位置づけであったり、この取り組み自体が県内企業から注目されており、受講生に熱い視線が注がれていることが伝わったといいなと思います。

 

続いて、講座の運営を担当するキラメックス株式会社の丸山さまより、講座の内容についてご説明いただきました。

この「長期コース」は、①はじめてのプログラミングコース、②webアプリケーションコース、③フロントエンドコースの3部構成となっており、それぞれでどのようなツールを使用するのか、また、どのようなスキルを習得するのかなどについてご説明いただきました。

また、今回の長期コースは、基本的にはオンラインの自習形式となっており、受講を進めていく中でわからないことがある場合は「Slack」というチャットツールや、週2回のビデオチャットを通じてサポートを行います。

それらのサポートを受けるにあたっても、自分の状況を整理するなどしてから望むとより有意義かつ効果的であるなど、受講にあたっての心構えのような面についてもお話しいただき、熱心にメモを取りながら聞いている受講生の方もいらっしゃいました。

 

講座内容の説明が一通り終わった後、休憩をはさんで、受講生同士で交流ワークショップを行いました。

まずはじめに、4~5名で構成されたチームを組んで、各チームで簡単に自己紹介を行った後、「コンセンサスゲーム」を行いました。

コンセンサスゲームとは、チームで協力して1つの回答を導き出すゲームです。

今回のお題は、「砂漠からの脱出」。

自身が乗っていた飛行機が、人里から遠く離れた砂漠で不時着してしまいましたが、水、懐中電灯、食塩、鏡など12個のアイテムを取り出すことができた。

さて、その12個のアイテムを生き残るために最も重要と思われる順に順位づけをせよ、というゲームです。

まずは、各自1人で自分が思う順位に並べ、その後、チーム内で話し合いながらチームでアイテムの順位付けを行います。

受講生は全員お互いが初対面でしたが、次第に打ち解けてチームで話し合いをすすめ、すべてのチームが回答をまとめることができ、それぞれのチームの代表が、アイテムの順位と選んだ理由を発表しました。

なお、実はこのゲームには専門家の回答があり、それをもとに各チームの回答の答え合わせを実施。

さすがに専門家と一緒な回答を導いたチームはありませんでしたが、それでも各チームで話し合いながらコンセンサス(=合意形成)を得ていく中で、一体感が生まれたのではないかなと思います。

 

以上で、キックオフ会は終了となりました。

 

今回の「長期コース」は、オンラインが中心の学習となるため、このように受講生がリアルに集まって交流を行うということはなかなか難しいです。

しかし、今後はSlackなどのチャットツール等を用いながら、受講生同士で積極的に意見交換等を行うことで交流を深めていき、互いに切磋琢磨しながら、自らのスキルアップを図ってほしいなと思います。

 

それでは受講生の皆さま、これから4か月間にわたる受講、頑張ってください!!