センター活用事例
補助金
ふくいの逸品創造ファンド事業
憩い処みなみ
「へしこ」の廃棄糠(ぬか)の特性を生かした“ご当地グルメ(ふくいの逸品)”商品開発と販路開拓
<活用事業>
- ふくいの逸品創造ファンド事業
- 代表者名
- 南 昌之
- 所在地
- 坂井市
- 業種
- 製造業
- 事業内容
- 地域資源を活かした新商品の開発および販路開拓
事業活用までの経緯
2009年に開業して以来、坂井市三国町で個人事業として居酒屋を営んでいた同店は、看板商品である“へしこ”を中心として地域に根差した飲食店として安定した経営をおこなってきた。“へしこ”は福井の地域資源であり、かつ、栄養も豊富といった魅力があるにもかかわらず、「食べ方がわからない」「塩分が多いから健康に良くない」といった声もあり、県内外のたくさんの方に食べていただくことで“へしこ”の魅力や美味しさを伝えたいとの思いから、“へしこ”糠(ぬか)漬け天然アジフライ、“へしこ”フレークの商品開発と販路開拓を行うこととなった。
活用内容
補助事業を活用し、“へしこ”糠(ぬか)漬けアジフライおよび“へしこ”フレークの試作開発を行った。味と風味の最適化を図り、糠をつける時間や分量、焼き時間等を変更して試作を重ねた。“へしこ”製造における糠を再利用することで廃棄ロス低減にも繋げることができた。また、新たにパッケージや看板、チラシなどを作成し、店頭でお客様の目に触れる機会が増えたほか、観光客向けの土産品としても購入する方が増え、自信をもってアピールできる商品ができた。
利用された企業様の声
代表 南 昌之 氏
補助金を活用し、「へしこ」の新商品開発や販売体制の強化に取り組むことができました。支援のおかげで、事業の幅が広がっただけでなく、福井の貴重な地域資源である「へしこ」の魅力や美味しさを、県内外のより多くの方々に届けるための大きな一歩となり、今後の展開にも大きな自信と希望を持つことができました。